当院では、地域とのネットワーク作りを目的に、各地域(一関市、平泉町、藤沢町)を持ち回りで年4回定期的に「両磐精神医療連絡会」を開催しています。この窓口は、地域生活支援連携室が行い、地域生活サービスと連携強化活動をしています。
参加メンバーは、行政機関・南光病院のみから始まり、現在は、施設関係者なども加わり、20団体以上の関係機関の方が参加しています。
この会の基礎となった関係機関の話し合いは、平成元年より始まり、平成3年に「一関地区精神医療連絡会」が正式に発足しました。平成18年に、市町村合併により、現在の名称に変更し、開催回数は80回を超えています。
このように、積極的な地域精神医療・保健・福祉の向上のために各関係機関との連携を重視してきました。その中で、関係機関との情報交換、精神医療の知識普及、社会資源の改善、開拓等への連携ネットワークの構築に取り組んできたことが、退院促進事業、地域移行支援の協働作業を行う際、大きな役割を担ってきたと考えます。