外来治療で回復が困難な方に対して入院治療を行っております。
入院治療においては、医師の診療、薬物療法に加え、ゆっくりと休養ができるよう環境に配慮し、適切な看護を提供しています。また、回復段階に応じて服薬教室などの心理教育やリハビリテーション治療も積極的に行っています。多職種によるチーム医療により、単に疾患の治療のみならず社会生活向上のための支援、および家族への支援を実践しています。
長期入院、退院困難な患者さんへは、退院調整師長が中心となり多職種チームで関わっています。一日も早く、一人でも多くの患者さんが退院できるよう力を注いでいます。
1病棟
男女混合閉鎖病棟です。慢性期で主に高齢の方が中心です。個々の患者さんにあわせた看護とリハビリテーションを提供し、身体機能の維持、生活能力の維持に重点を置いています。主に施設を退院先とした地域移行をめざしています。
2病棟
男女混合閉鎖病棟です。精神科の急性期治療病棟です。病室の8割は個室であり、十分に休息がとれ、安心できる療養環境を提供しています。入院から2か月以内での退院、社会復帰の実現をひとつの目標とし、多職種でのチーム医療が活発に行なわれている病棟です。回復段階に応じたリハビリテーションや再発予防にむけての心理教育などを積極的に行なっています。
3病棟
女性閉鎖病棟です。慢性の精神症状がある患者さんが中心の病棟ですが、2病棟、6病棟のバックアップ病棟として急性期の症状が続いている患者さんの受け入れもしています。薬物療法、看護の工夫やリハビリテーションにより社会復帰が実現するよう目指しています。
4病棟
コロナウイルス陽性患者さんの受入れ準備病棟です。
現時点(令和3年3月10日)ではコロナウイルス陽性患者さんはおられませんので、個室を必要とする慢性活動性の男性患者さんの治療病棟として運用しています。
5病棟
休床中です。
6病棟
男女混合閉鎖病棟です。精神科救急治療病棟です。新規の入院患者さんの受入れと、入院から2か月以内での退院、地域移行を目標とし、多職種でのチーム医療を提供しています。措置入院や応急入院の患者さんはこの病棟で受け入れています。
7病棟
男性閉鎖病棟です。慢性の精神症状がある患者さんが中心の病棟ですが、2病棟、6病棟のバックアップ病棟として急性期の症状が続いている患者さんの受け入れもしています。薬物療法、看護の工夫やリハビリテーションにより社会復帰が実現するよう目指しています。